ノコギリヤシが前立腺の病気を対応してくれる

前立腺肥大症に良く似た症状に前立腺がんがあります。
病気としてはまったくの別物ですが、同じ前立腺内で発症するだけあって、症状が大変よく似ています。
精力減退・頻尿・尿漏れ・前立腺肥大もおきます。
その判別は、専門医による検査ではじめてわかるものなので、むろん、素人では判断できません。

前立腺肥大症の疑いがある人は放置せず、すぐに泌尿器科受診をすすめられるのは、そうしたこともあるからです。
前立腺肥大症に効果的と評判のノコギリヤシを服用するにしても、素人判断はとても危険なのです。
ノコギリヤシ飲む前に検査はまず前立腺がん検査からスタートします。
ちなみに前立腺がんは、ほとんど自覚症状がありません

発症数もさほど多いとはいえませんが、しかし近年の食生活の変化も影響してか、発症数が少しずつ増えてきていることも事実です。
症状が進行していく過程で前立腺肥大症とよく似た症状がおきてきます。
さらに悪化すると、血尿や精液に血液がまざるといった症状が見られるようになります。
このときになって、ようやく異常に気づいてあわてて来院される方が増えますが、場合によっては思っていた以上に進行が早く、最悪他の臓器に転移していたなんてことも起こりうることです。
そうなると、大変悲惨で苦しい結果を招いてしまいかねません。
ご注意ください。

検査の話に戻りますが、前立腺肥大症の問診は通常見られる検査とは少し違っています。
7項目からなる質問に答えながら点数を加算していくスコア方式で行われます。
おおまかな進行状態を検問した後、尿検査・血液検査・触診を受けます。
さらに精密検査を要する場合は、尿流量測定・残尿量測定・超音波測定・内視鏡検査が追加されます。
超音波検査では、ペニスの先からおなかの上まで細かく診ていきます。

これらによって前立腺肥大程度、膀胱の圧迫度、さらに直腸から肛門にいたるまでの状態を把握します。
内視鏡検査では、肥大が悪性のものか良性のものかをさらに細かく診ていくほか、検査の過程で結石が見つかることもあります。
仮に肥大症治療だけでがんも結石も発見されなければそれに越したことはありませんが、発見されれば、早期治療で命拾いするわけですから検査はけっして馬鹿にできないものです。
前立腺肥大症と診断され、治療がスタートしたら、安心してノコギリヤシをお楽しみください。