前立腺肥大を予防するノコギリヤシ

前立腺肥大症のメカニズムから見ていきますと、実はまだ解明されていない部分が多いのです。
発症要因ですが、男性ホルモンが関係しているらしいということまではわかっています。
前立腺は、膀胱の真下にちょうど尿道を包み込むように位置している臓器の一種です。
精液の活動を活性化させる機能を持っていますので、機能不全になれば、男性機能もダメージを受けます。

前立腺内部に分泌される男性ホルモンが、何らかの原因でDHTという酵素液に変化し、たんぱく質を生成します。
これが肥大させてしまう直接の要因です。
男性ホルモンの分泌が増えれば増えるほど肥大は悪化することになりますから、現在、最も有効な治療法としては、男性ホルモンの分泌を抑えるということで考えられています。
50代を過ぎた頃から前立腺肥大症発症数は増え始め、70代を過ぎる頃には全男性の7割以上が患っているというデーターもでていますので、国民病と言っても過言ではありません。

前立腺が肥大すれば尿道を圧迫しますので、トイレの数が増えて夜も安眠できなくなるだけではありません。
放置すれば、尿意を感じなくなり失禁につながっていきます。
最悪、尿道が完全に閉塞すれば、尿液が逆流して腎不全などを引き起こすなど、健康そのものが損なわれかねません。
肥大症は早めに治療し、肥大症を食い止めることが重要です。
治療法として一般的に広まっているのは薬物療法ですが、緊急を要するケースでは手術も行われることがあります。

さらに民間療法としてノコギリヤシサプリメントが、庶民の間で人気となっています。
もともとアメリカインディアンによって古代より愛用されてきた薬草です。
ノコギリヤシの効果の信用性に関しては、アメリカを始めヨーロッパではすでに薬品認可されているので、効果が実証されています。
日本ではその点、海外に遅れをとっているのが現状です。

一応効果が見られるということでは多くの専門家が認めているものの、薬事法の関係上、認可するレベルにいたっていません。
専門家の間でも評価が分かれていますので、担当医師によっては服用を反対されることもあります。
副作用がほとんどないので、けっして危険な物質ではありませんが、あくまでも自己責任で使用するかどうかを判断することになります。

上限を超えて服用すると、下痢・嘔吐などを引き起こすことになりますので、必ず用法・用量を厳守することが大切です。
ノコギリヤシは男性ホルモンに直接働きかけるので、前立腺肥大症のみならず、ホルモンが関与している、あらゆる健康トラブルに作用します。
そして価格も手ごろですから、これらの点が人気を呼び込んでいるとも言えます。

実際に体験した人の間では、完治したという声も多く聞かれますので、効果の是非に関しては信用できます。
ただし個人差はあるので、すべての男性に効果を保証するものではありません。
体験できるまでの期間も様々です。
こうしたデメリットも検討しながら、使用してみてください。
参考:ノコギリヤシで前立腺肥大症の改善