厚生労働省が勧めるノコギリヤシの量

薄毛・脱け毛、および前立腺肥大症に絶大な効果があるとして、中高年男性から高い支持を集めているノコギリヤシエキスは、北欧を中心に世界各国で愛用されている物質です。
日本でもすでに動物実験から人を介した臨床実験段階に進んでおり、効果があるという報告書が消費庁および厚生労働省にて、まとめられています。
諸外国ではすでに医薬品として市民権を得ているものの、個人差がある事は否定できないため、国内で薬品として市場に出回るには、もう少し時間が必要です。
とはいえ、サプリメントとしての愛用はむしろ歓迎されていますので、投薬治療を受けながらの併用もできます。
ただし用法・用量を厳守することが必須です。

また事前に担当医師と相談する事も明記されています。
個人輸入はあくまでも自己責任ではありますが、サプリメント以外の利用法として、ハーブティーや料理に取り入れるなどの楽しみ方もオススメです。
もともとサプリメントは、緩やかな効果を発揮する形で製造されているものなので、なかなか効果を明確に実感できず、物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、定められた用量を無視して大量摂取する事はやめましょう

たまに説明書きをきちんと読まずに自己流で飲用してしまう人がいます。
結果、嘔吐・下痢・腹痛といった副作用を引き起こす事例も報告されていますので、きちんと上限を守って正しく利用してください。
平成26年度4月に消費庁から発行された報告書では、適量は70G~113gとされています。
あくまでも日本人の体型を考慮した分量になっているため、諸外国で設定されている用量の半分程度になっています。
直接医薬品を海外から取り寄せると、上限が132g程度に明記されていますが、生活習慣や体質、体型など、日本との環境の違いは否めません。

特にすでに前立腺肥大症の治療を国内で受けている人は、やはり医師と相談してから、適量を判断した方が無難です。
ちなみに、ノコギリヤシは、軽度から中程度の前立腺肥大症を対象としているため、重症レベルに達している人は、ノコギリヤシではなく、医師から処方された治療薬に重点をおいて利用してください。
もし、もっとノコギリヤシの効果を明確に体験したいのであれば、プラスアルファで亜鉛を含む食品を食事に取り入れるなどの工夫をしてみてください。
亜鉛はノコギリヤシとの相性が最も高い成分として評価を受けているものです。
主に牛肉や魚介類に含まれています。